埼玉県最大のターミナル駅・大宮。その東口より徒歩5分圏内に2棟のテナントビルがある。1970年代に現在の原型になった鍵利ビルは1階にコンビニエンスストア、飲食店、美容室、2階はカラオケ店とオフィスが入居。そこから少し離れた2025年竣工の鍵利CLT BLDG.は大宮駅周辺のテナントビルでは初めて鉄骨と木質パネルを組み合わせて造られた。ここには1・2階に美容室、3から5階に医療施設が入居している。
この2棟のビルを経営しているのは、株式会社 鍵利商店の代表取締役・大河内一利さん。先祖伝来の土地を父親から継いだ。
テナントの電気料金に関しては先代当時から個人の電気管理技術者に任せていた。点検に加え、検針、金額計算、請求書発行まで。大河内さんはそれが通常だと思っていた。
だが技術者から引退の知らせを受け、電気設備の保守とは別に電気料金に関する業務も新たに手当てする必要があると知った。デジタル化が進む昨今、テナントビルの検針業務もデジタル化している企業があると考え、インターネットで調べたところ日本テクノのエコテナントを見つけた。
始めは建て替えた後の鍵利CLT BLDG.へ新規で導入しようと考えていた。しかし営業担当からスマートメーターに入れ替えて古いビルでも利用できると伝えられ2024年6月、まず鍵利ビルに採用した。鍵利CLT BLDG.には2025年10月に竣工と同時に導入している。
前任の技術者へ検針を任せていた当時は、電気料金についてテナントから問い合わせを受けることがあった。人の手を介しているのでまれにメーターの読み間違いや料金の計算ミスがあったようだ。エコテナント導入後は「ヒューマンエラーがない点が安心です。デジタル化したシステムを活用してすべてを代行してくれるサービスは心強いですね」と以前の気掛かりも解消できている。
エコテナントとあわせて高圧電気設備の保安管理サービスも導入した。担当についた日本テクノ協力会・日電協の技術者が近所に住む知り合いでもあり安心感はさらに増した。
当初、鍵利CLT BLDG.5階は大河内さんの事務所が入居予定だったがテナントから増床の要望がありフロアを譲った。「テナントさんがビルを存分に活用し事業を繁栄できればそれに越したことはありません」。そんなビル経営の理念を支える力が自動検針サービスで1つ増えた。
2025年竣工の鍵利CLT BLDG.





















































