栃木県佐野市の県道沿いにある磯貝ビルは近隣ではひときわ目立つ大型のビル。10室のテナント入居スペースがあり、現在は保険会社、不動産、税理士事務所といったオフィスのほか、学童保育施設も入っていて地域に住む多くの親子が訪れるコミュニティの場にもなっている。
今回話を伺ったのは代表取締役の磯貝剛大さん。父親からこのビルを引き継ぎ管理していく中で日本テクノのエコテナント自動検針サービスと電気設備の保安管理を導入した。
「サービスの利用でビルの管理業務が楽になるのも確かですが、私は〝人〞で導入を決めました」と磯貝さんは話す。エコテナントを知るきっかけになったのは地域の担当営業の飛び込み訪問。何度も足を運ぶ担当営業と会話を重ねるうち信頼関係が生まれ、この人とこの会社に任せたいと思ったという。
「担当営業もそうですが、全体的に動きが早く、何かあればすぐに対応してくれる印象があります。保安管理も点検時に部品の劣化や状態についてその都度指摘や報告がある。それに従いコンデンサやLBSといった設備の更新も行いました。停電事故など大きな問題になる前に対応できたのでとても助かっています。担当営業の熱意と人柄、そしてスピーディな対応。信頼できるサービスだと感じています。商売は信頼関係があってこそ。それはテナントとビルオーナーの間でも変わりません」と磯貝さんは自らの経営ポリシーに通じるものに触れ共感しているようだ。
ビルの運営だけではなく社会福祉や飲食などM&Aで事業の幅を広げている磯貝さん。最近では新しいテナントビルも建設し、新規テナントの募集を開始した。周辺には高速道路のインターが複数あり、新たな物流の拠点となりつつある。そうした佐野市で地域のさらなる活性化を願う。