神奈川県を中心に、建設不動産事業、注文住宅事業、建物管理事業、介護事業などを手掛ける工藤建設株式会社は、建物管理を行っている賃貸ビルや賃貸マンションで日本テクノのサービスを導入している。
住宅地に囲まれた横浜市営地下鉄・中川駅のすぐ近く、近隣住民が頻繁に利用するコンビニエンスストアやパチンコ店、クリニック、スタジオ、飲食店といった12件のテナントが入る中川センタービルも自動検針システム「エコテナント」を導入した１棟である。
「私たちはオーナー様から賃貸ビルなど1棟を丸々借上げ、テナントなどに転貸するサブリース事業も行っています。お客様から御社を紹介いただき、御社と取引するメリットなどを検討した結果、〝エコテナント〞を導入することを決めました。具体的には、弊社社員が行っていた電気子メーターの検針業務、検針に基づく電気料金の計算業務、請求書作成・発送業務を御社に委託することに伴う業務の効率化効果が大きいと判断しました。合わせて、テナント側にとっても、電気料金の算定方法が明確になるため、お客様にもメリットのある仕組みであると考えました」そう話すのは、工藤建設建物 管理事業部家賃管理課の日野尾真一さん。
自動検針システムは建物管理会社、それも多数の物件を管理する会社の管理業務の効率を大幅に向上させる。同社は市内で管理する他の物件でも、子メーターの交換時期に合わせてエコテナントを導入中だ。
