大阪市北区のオフィス街に立つ総合西天満ビル。JR大阪天満宮駅、大阪メトロ南森町駅の2駅が利用可能な位置にあり、7階建てのビルには保育園や設計事務所、不動産会社など自社を含め10のテナントが入居している。ビルを管理する株式会社総合住宅販売は1985年の創業で、分譲住宅の販売が主な事業内容。2015年にこのビルを購入し、自社も2階に入居した。
ビルを購入したときはすでに以前のオーナーがエコテナントの自動検針と保安点検のサービスを導入していた。「テナントビルの所有は初めてで、オーナーがテナントごとに電気料金の検針・請求をしなければならないことも詳しくは知りませんでした。それもあって、当初はあまりメリットを理解していなかったのが実際のところです」と代表取締役の帰山福博さんは話す。
前オーナーが導入した設備であり、契約期間中は継続しなければならない、という認識だったので、契約更新の時期を迎えたら解約しようとまで考えていたという。
「ちょうどその頃に営業担当に着任した方がテナントビルの検針・請求業務の仕組みやエコテナントのサービス概要、日本テクノとビルオーナーそしてテナントの3者の関係性を明確に説明してくださり、きちんと理解することができました。すると、このサービスによってとても有用なメリットを受けていたのだと同時にわかり、契約の継続を決めました」
サービスで最も魅力的な点を尋ねると、テナントに対して行う電気料金などについての説明を、日本テクノに一任できることだと話してくれた。専門的な知識がなく自身では説明が難しいものを代行してもらえるのが安心だという。
現在は兵庫県西宮市にもビルを所有しており、そこにもエコテナントを導入した。遠方でなかなか現地に赴くことができないため、その意味でも検針作業などが不要なこのサービスは大変助かっていると笑顔を見せた。















































